自分の発言が誰かを傷つけている可能性
『LGBTQ』の人々に向けられる、差別的あるいは侮辱的発言は彼らを傷つけます。 差別、または侮辱に当たらないと思った言動であっても、LGBTの人が傷ついている可能性があるのです。
例えば相手から性的マイノリティであることを打ち明けられたとして、驚いたり戸惑ったりすることもあるかもしれません。 しかし、まずは相手の言葉や相談内容に耳を傾けてみましょう。 お互いに相手を尊重し、理解し合うための行動や思いやりが大切です。
他にも本人の許可なく、第三者に性的マイノリティであることを打ち明けられたと伝えるのも、人を傷つけることになります。
このように他人に暴露するのをアウティングといいますが、軽い気持ちや面白半分で他人に暴露すれば、重大な人権侵害にもなります。 性的マイノリティでなくとも、自らの秘密を誰かに暴露されることと同じことです。
自分自身はそう思っていない行為でも、相手にとっては心に傷を負うことになりかねません。 『LGBTQ』について深く理解すること、そしてその相手は自分と対等で真摯に向き合うべき相手だと思って接する必要があります。